20 January 2014

RIDGE RUNNER

久しぶりに自転車の話題。
かねてから、レストアを試みていたミヤタのリッジランナーの再生記録です!
フレーム自体は80年代後半~90年代初頭のもの、つまり20年以上も前に作られたものです。
当時、MTBブームが日本を席巻していたようで、流行に釣られてオヤジが買ったものらしい。

結局、オフロードは殆ど走らなかったのではないだろうか。20年もの間、屋外保管だったのでチェーンは勿論、クランクもスプロケットもホイールも錆び錆びでコンポもホイールも総入れ替えです。根性で錆びを落としてオリジナルのパーツを使っても良かったかな?
フレームは白いアルミ錆びが少し浮く程度で済んでいたのが幸いでした。
パーツは意味も無くDeoreグレードで揃えたので、思いのほか費用がかかってしまいました。自転車とは、なんと罪な趣味よ。

試運転がてら玉川上水沿いの軽い未舗装路に入ってみましたが、オフロードってすごく楽しい!
ロードに乗ると「もっと速く漕がなくては!」と気持ちが急いてしまうのだけど、MTBなら緩く走ってても別にOK。フレームは見るからに質実剛健で、ちょっとやそっとじゃ壊れなさそうだ。
ダボ穴もあるし、もう少し漕ぎだしが軽ければ、キャンプツーリングや夢の海外輪行に使ってみたい気になるんだけどなぁ。


こうして見ると、フルリジッドでスリックタイヤを履かせているせいかクロスバイクのような雰囲気です。でも、スレッドステムとかゴツいクロモリフォークとかラグ接続のアルミフレームとか所々に懐かしいMTBの面影もチラつかせてます。「カッコイイ」とは少し違うけれど、「味がある」ように思います。(自画自賛)
"RIDGE RUNNER"のステッカータグはボロボロになっていたので全て剥がして、ピカールで磨きこみました。アルミの質感がでて、これはこれで好き。(自画自s)



元々カンチブレーキでしたが、現在ではMTB向けのカンチ製品って殆どありません。Vブレーキは安い完成車についてるイメージで好きではなかったのですが、よくよく考えた末にVに換装。やっぱりカンチと比べて良く効くし断然調整がし易い。こりゃいいですね。
フォークやサドルの差し色が黄緑なので鍵やライトの色も合わせて、少しチャラく(笑)
knogのライトはロードでも使ってるけど、かわいいなぁ。


タイヤはシュワルベのマラソン。腐っても鯛、これでも一世を風靡した名作MTBなのでブロックタイヤ を履かせたいところでしたが、わざわざオフロードに行かないしなぁ…と迷って結局スリックに。
ペダルは自転車屋のジャンク品箱に入ってた100円のやつ。


今回苦労した点はヘッドパーツのベアリングが死んでいたことと、クランクが固着していたこと。スポーツバイクにおいては、スレッドステム自体がもはや絶滅危惧種になっていて同じ規格のものがなかなか見つからないのです。なんと、駄目もとで入ったシティサイクル専門店で同じものを発見。商品ではなかったのですが100円で分けていただきました。
クランクは素人の手には余ったのでショップで対処して頂きました。店主もかなり苦労されたようですが「懐かしいし、こんなの無料で良いよ」とのこと^^;
どちらも20年の年月を感じさせる出来事でした(笑) お世話になった自転車屋さんには感謝ですね。



さて、今後は、
         ・ブロックタイヤへの履き替え
         ・ペダルをMTB用のものへ(グリーンを希望w
         ・本格的な山道は無理でも軽いオフロードで遊べる仕様に
         ・次の20年も乗れるように定期的にメンテナンスを行う笑

などなどを目標にいじっていこうと思います。

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